所長挨拶
平成26年7月


診療所長 岸川一郎
 医療法人新井胃腸科診療所ホーム・ページへ、ようこそ!
 私が、診療所長の岸川一郎です。
 当診療所は、幾多の変遷の後(「診療所沿革」ご参照下さい)、私が、三代目の管理者で、診療活動の主軸です。
 初代は、「胃・十二指腸潰瘍の食餌療法」、二代目は、「群馬県初の胃カメラ導入による胃腸病の診断」で、名をはせました。 では、三代目の私はどうか、というと、初代・二代目は、内科医であったのですが、私は外科医であり、当診療所(実質、無床の診療所)での、身の丈に合った診療活動の特徴を、就任前から「胃腸病を主体とした疾患治療の、病診連携」と定め、実践してきました。 今では、「病診連携」は、当たり前の、日本の医療のトレンドですが、当診療所で胃腸病の診断を確定し、それぞれの患者さんの病状に適切な入院医療機関を紹介し、入院後、手術の執刀医として出向き、退院後は、当診療所で外来フォローする、という診療スタイルは、十数年前までは、珍しいものでした。
 六十歳まであと数年の私は、今でこそ、外来診療に徹していますが、それぞれの患者さんの病状・生活環境をはじめとした背景・患者さん本人のご意向などに即して、適切な医療機関への橋渡しの門戸(ポータル医療機関)の役割も、「病診連携」実践のひとつだと、思っています。 長年、前橋市医師会の役員を続けており、それによって培った、医療機関等の情報量・関係構築には、自信を持っています。
 市中の第一線医療機関(プライマリー・ケアを実践する医療機関)の使命は、まずは、どんな病気の患者さんでも診る、ということですが、「より適切な医療機関等は、うちではなくて、ここです。」と患者さんに情報提供できる勇気と自信をもって、日々の診療や往診にあたっています。 また、医療と看護は、医療機関の活動の駆動両輪であるという信念を持って、少数精鋭を目指した診療所スタッフとともに、診療をおこなっています。
 個性的な(妙な)挨拶文になりましたが、よろしく、ご承知おき下さい。




スタッフ挨拶
令和6年10月


医師 須賀達夫

 この度縁あって,2024年4月から呼吸器内科外来を担当させていただくことになりました。
 私は1988年に群馬大学を卒業しました。2000年から2011年まで群馬大学医学部附属病院に勤務し、肺癌や間質性肺炎など様々な疾患の診療にあたり、講師として医学生や若手医師の教育に携わりました。その後、深谷市の医療法人康曜会プラーナクリニックに副院長として勤務し、主に睡眠時無呼吸症候群や長引く咳の診療にあたりました。
 2024年4月から「毎週金曜日と第2・4土曜日の午後」に限ってではありますが、当診療所で外来診療を行っています。
 なお、引き続き非常勤講師として群馬大学医学部附属病院の外来診療・気管支鏡検査の指導・学生の教育にあたり,プラーナクリニックにも勤務しています。
 当診療所の呼吸器内科外来では重症の患者さんを担当することはできませんが、咳や息切れ、レントゲン異常などの相談に乗っています。
 とりわけ,@睡眠時無呼吸症候群(イビキをかく方は要チェック、無症状でも長生きできない危険のある人がいます)
 A数週以上長引く咳(ゼーゼーしない喘息やアレルギーの人が増えています)
 BCOPD(慢性閉塞性肺疾患のことで、喫煙歴のある方は要注意、息切れが悪化すると酸素吸入が必要になる人もいます)などの相談に乗ることができます。
 特に、大きな専門病院を受診するのを躊躇されている方はTELで予約していただき、お気軽にご相談ください。