医療とは無関係で、「なんだ、これは!」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、診療に忙殺される日々、ふと我に返り、移ろい行く四季を、感じたままに、俳句という表現形式で、記録してみようと思いました。
実は、数年前、週に一回の頻度で、往診に出向いていた、九十過ぎのご高齢のご婦人に、「ボケ防止」の一環で、百人一首を、一往診につき一首づつ、話しのネタにしていました。
この患者さんは、かつて、女学校の教師をなさっており、お話はいつも盛り上がりました。
また、それより前から、小生の「脳の活性化」の一環として、高校生以来、その後、何にもやっていなかった、「古文の文法」を、復習していたところでした。
これらの状況を、聞きつけた訳ではないのでしょうが、偶然、前橋市医師会の俳句部から、「俳句、やってみない?」 との、お誘いがありました。
毎月二句提出が、義務とのこと。 しょうがなく、「はい、やります。」と、軽率にも返事してしまいました。
以上のような、経緯から、柄にもなく、花鳥風月を言葉に託すことになりました。
毎月、締切が精神的苦痛ですが、最近は、少しづつ、楽しくなってきました。
ハマると、これは、マズいぞ!
そこで、当診療所ホームページのコンテンツの一つとして、毎月アップするのもよいかな、と思い、このコーナーの開設にいたりました。
けっして、医業そっちのけの変人医師ではありませんので、念のため。
|